先週は大雪ラッシュに見舞われ、災害クラスの雪が積もったエリアもあった日本列島ですが、そんなパウダーウィークの先週、ハヤトとリューヤの二人は超極秘のパウダーパラダイスへと撮影トリップに出かけてきましたよ！

しかも今回の撮影パートナーは、オリンピック出場経験もあり、全日本をはじめあらゆる大会を総なめにし続けてきたアルペン競技の女王、星瑞枝さん！
すでに名前からして漂う圧倒的なスター感！！

撮影に協力していただいた雪上車の内部。右側が星さん、奥はTeam Mizueのオーガナイザー松新さん

競技者から引退こそしましたが、今まで突き詰めてきた滑りにさらに幅を持たせ、より総合的に自分のスキーを磨いていきたいと、今回のパウダー撮影を企画してくださいました。

僕の周りには競技である程度頑張ったらスキーから離れていく人がたくさんいたので、瑞枝さんを見てると本当にスキーが好きなんだなぁとなんだか嬉しくなります。
ただ、フリーライドを始めるからと言って、いきなりフリーライドの中でもダントツでフリーすぎるライドが持ち味のＦＯＯＲＵＳＨに声をかけるあたり、さすがは女王、考え方がダイナミックですね笑

これまでカリッカリに磨かれた氷の斜面を、コンマ数秒という世界で戦い、勝ち続けてきた彼女とのセッション。
正直、ちょっと行動を共にするだけで、スキーに臨む姿勢、周りの方々の協力体制など、彼女がこれまでどれだけの時間を費やしてその頂点に立ち続けてきたのかを難なく想像できてしまうほどの存在感があります。

撮影中もいつも笑顔でめっちゃ和む。でもスタンバイに入ると完全にレーサーの顔

なので、あえて僕とハヤトとしては、”そんな【スター星瑞枝】観をぶち壊す”という裏テーマを設けて今回の撮影に臨みました。
たぶん2人ともずいぶん悪い顔をしていたと思います。

撮影は世界中を飛び周り、名だたる名スキーヤー達を撮影してきたフォトグラファーの大下桃子さんと、長野を中心にアウトドアカメラマンとして活躍する山岸淳くん（▶︎goat）。

桃子さんとは実は去年も一緒に撮影をさせていただいていて、女性のスキーフォトグラファーさんとの撮影はその時が初めてだったんですが、カメラバッグからおもむろに取り出したレンズサイズに驚いたのをハッキリ覚えています。

カメラのレンズは金属の塊、これをテキパキと振り回す姿はシビれます

フィルマー兼ドローンオペレーターの山岸惇くん

撮影は2日間に渡って行われ、初日は雪の中、2日目は曇り空と、なかなか写真には難しいコンディション。
そんな中でも、滑り手、カメラマン共にそれぞれが時間の中で出せる最大値を探しながら少しでもいいものを残そうと、提案を繰り返し動いて行きます。

そうした努力の末撮れた今回一番の写真が、これ！！！！

こ・・！
 

ハヤト : 「・・・これ！？」

という冗談はさておき、今回撮れたナイス過ぎる写真達はおそらくまた別の媒体での公開となります。
期待させてすみません。

ハヤトと一緒にあーじゃねこーじゃね言いながら、アルペン畑の彼女がこれまで絶対に見せなかったあんな姿やこんな姿を収められるプレイをしてきました。
ぜひ公開を楽しみにお待ちください！

Writer : Ryuya

(撮影終盤に飛び出したハヤトとの一本。ドローンの映像から)