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俺たちピーターパン!#2 〜リューヤの五竜岳登山〜

先週ついに始まってしまいましたね!
恐怖の手紙ならぬ、恐怖のチェーンブログ、
「俺たちピーターパン!」(
通称”俺パン”)
水曜日、中休み担当のリューヤです。
 
メンバーが毎週土曜に交代でブログを書くってだけの話なんですが、どう考えてもおかしい。
だって土曜日なんて4週しかない月がほとんど、メンバー5人いるけど数合わなくね?
 どうすんの?
 
というわけで、リューヤだけ毎週水曜更新になりましたー!
ヤホー!!!
 
 
 
 
いや、、
 
 
 
 
 
絶対無理。

 
 
1000%続かんから。
なんなら再来週、おれ結婚式だから。
死ぬほどバタバタしてるっつの。
 
 
でもまぁ、言い出しっぺ自分だから文句は言えませんね。

せっかくだからこの夏のいいお山を、今のうちにアップしておきましょう!
 
 

白馬五竜岳

 
この夏、仕事以外で唯一のフリー登山に選んだのは、家の目の前にある北アルプス五竜岳。
天気予報は夕方ごろ雨だけど、真夜中には晴れ始めるのではなかろうか、みたいなこと言ってる。
 
これはチャンス、星でも見に行くかと、夜中に思い立って荷物を詰め詰め。
 
こうやって、行こうかな、やめよかなと簡単に決めれるのが白馬のいいところですね。
目の前にサンゴ礁が広がってる海と同じで、行っても行かなくても別にいい。
 
 
が、しまった、テント泊の準備を始めてすぐ自分のテントがぶっ壊れてることを思い出した。
↓これのせい。

 
 
しょうがないので白馬のシェアメイト、ガチャピンの荷物を漁ってテントを掘り起こす。
 
(よし、断られたら面倒だから、上でテント張ってからLINEで借りていいか聞こう)
 
 
ザックはカメラも含めると18kg。
ワクワクを抑えながら、アラームを6時にセットして寝る。
 
 
目が覚めたら、10時。

なんでやねん。
 
 
山で行程が4時間も遅れたら死活問題、でもどうせガスだし写真もそんな撮らんだろうと、とりあえず夜の星だけを楽しみに出発。
 
今回行った実際のログはこんな感じ




登りの山荘まで。最大心拍数にギリギリ感が垣間見えます。
 
全行程はこんな感じ。

 
下界なら15kmなんてお願いされたって絶対歩かないのに、山なら平気で歩けちゃう不思議。
ファンタジーの世界だから?
 
 
五竜岳はゴンドラとリフトでガンガン標高を稼いでから登れるので、ラクチン。
実際に歩いて登るのは標高差で1200mくらいです。
 
 

 


冬は上のケルンだけが顔を出す地蔵の頭も、夏は青々としていい展望台です。
 
 
登り始めてすぐ、群れで移動中のサルに取り囲まれる。
そうそう、こういうのでいいのですよ。
街ではない、この自然の中にお邪魔しにきてる感じ。





予報通り天気は下り坂で、30分もしないうちに無事ガスに巻かれて視界ロスト。
よしよし、これで写真撮る手間が省けるぞ。
 
テントを張る山小屋までは標準タイムで大体5時間くらい。
普段は写真ばっかり撮って大体コースタイムの倍くらいかけて登ってるけど、今回は写真撮らずに黙々と登ったので3時間半くらい。
なんとか朝の遅れを取り戻しました。
 
五竜山荘は、週末たくさんの方が登りに来てました。




 
 
サクッとテントを立てて夕飯のカレー飯をかきこみ、望み薄の夕焼けを待つの図。
忘れないうちにガチャピンにLINE。




 
 
初めは隣にあるはずの山頂すら見えない程のガスだったのが、日が沈むとともに一気に晴れちゃった。
なんだこれ最高やん。
 

 

 

 
 
点々と、消えたり灯ったりするテントの灯を見ながら、一晩中タイムラプスを撮影。
後から見てみたら、流れ星が何枚か写ってました。
 
なんだこれ!レーザービーム!!
 

 

 
 
ひとしきり撮ったらあとはカメラに任せて、アラームを日の出前の4時半に合わせてヌクヌクの寝袋で爆睡。
この天気なら朝焼けにも期待できそう。
 
 
当然のように、目が覚めたら5時半。

なんでやねん。
 
 
日の出は終わって周りはもうガンガン山頂に登り始めてる。
 
まぁいいか。
星綺麗だったし。
 

 
 

朝ごはんのパンを頬張って、予報通り晴れまくった北アルプスを山頂へ向け出発。
荷物は全部テントに置いて行くので、持っていくのはアタックザックに入れたカメラと行動食に水分だけ。
足取り軽くてひとりルンルン。
 



山頂までは尾根沿いに30〜60分くらいの道のり。
 



登り始めると眼下には昨日ガスで見えなかった白馬の街並み。
 

昨日とは打って変わって世界中が晴れもよう。
北には白馬岳、西に剣岳、東に戸隠や浅間山、南には槍ヶ岳から遠くの方には富士山まで丸見えですわ。
 

 

 
山頂で何人かの方に、着ていたRUN.CLIMB.RIDE.のTシャツについて聞かれたので、丁寧に「今は販売しておりません、でも気が向いたらまた出すので見てね」と名刺を渡して営業。
(▶︎FOORUSHのネットショップ
 
 
帰りはほとんど記憶にないくらいサクッと下山。
 
全部が全部うまく行くわけじゃないけど、結局は最高の景色のなかで遊びまわれて、言うことなしの贅沢登山でした。
地球を遊び、地球に遊んでもらう。
みんなでワイワイも最高だけど、一人で走り回る楽しみはまた格別です。
 
あと2ヶ月もすれば、グリーンシーズンは終わって山は真っ白なスキーシーズンに突入(!)、あの景色もまた来年までお預けですね。
来年はもっと時間とって登りに行こう。
 
というわけで、次は第3土曜担当のショーゴがどうでもいい話を野沢からおとどけ!
 
<Writer : リューヤ>

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