フリーライドシーンがにわかに騒がしくなってます！（byリューヤ）
 

それもそのはず、
先シーズンの日本初開催で、ＦＯＯＲＵＳＨが全力で挑み、そして真冬の花火のように盛大に散ったあのFreeride World Qualifierが、今年はさらにそのピラミッドの頂点を決める、
Freeride World Tour
として開催されることが正式に発表されたんです！！！
（▶︎Freeride World Tour Hakuba Japan 2018リリース全文）
 

フリーライドってなんぞ？
という方には下の動画を見てもらいたいんですが、
スタートとゴールだけが設定された自然のままの雪山を、いかにスタイリッシュに、クリーンに、スピーディーにブッ飛んでこれるかを競う、超アドレナリン特化型のスキー＆スノーボード競技です。
とにかくライダーは自分の生き様と技術を命がけで表現し、ギャラリーはそれをつまみに盛大に盛り上がるという、めちゃくちゃハッピーでいかれた、ひたすらカッコいいこの競技。
舞台が山まるごと１個なので、大会運営にも莫大な労力が払われ、選手の安全を守るためこちらも文字通り命がけ（実際選手よりリスキー）の仕事が求められる、そんな世界です。
↓どんな大会か知らない人はこれを30秒くらい見ると大体わかるし、多分明日からやりたくなります。

 
 

今回はより理解してもらいやすいよう、この大会がワンシーズンを通してどんな風に行われるかをまとめてみました。

大きく分けると予選リーグのFreeride World Qualifier（FWQ）と、チャンピオンリーグのFreeride World Tour（FWT）に分かれていて、数千人のフリーライダー達が世界中で行われる大会に参加し、ＦＷＴ進出を目指して戦っています。
そして来年1月にＦＷＴ初開催となる白馬を皮切りに、日本、カナダ、アンドラ、オーストリア、スイスの世界5カ国で開催されるこのチャンピオンシップで、今年のフリーライド世界王者が決まることになります。

なお、去年このピラミッド頂点付近で世界各国のトップライダー達と熱い戦いを繰り広げたのが、日本人初のＦＷＴ出場を果たした楠泰輔。
1月に白馬で開催された予選リーグのＦＷＱでいきなり優勝し、ワイルドカードで出場したＦＷＴでもカッコいい滑りをしていました。
最初はもう羨ましい以外の何物でもなかったんですが、実際本戦ともなると、ライブ映像ですら「こんな斜面こんなスピードで滑ったらどんだけ体のスペアもってきゃいいんだよ」と思うような戦いばかり。
そんな中、初めて立つ舞台でもひたすら自分をプッシュし続け、ギャラリーを沸かせて力を見せつけた泰輔を心からリスペクトします。
 
ちなみに去年開催されたFreeride Hakubaは、予選リーグのＦＷＱの中でいうと、中くらいの2STARと最高ランクの4STARにあたります。
リューヤがやっとの思いで出場したのもこちらの4STARですが、正直ここですら周りはバケモノみたいなやつらばかりでした。
このとき優勝した泰輔の下に、スノーボードのトップライダー、トラビスライスの名前が書いてあるあたりも大会のレベルの高さをうかがわせます。

そんな泰輔は今シーズン、初戦からワイルドカード（特別枠）としてチャンピオンリーグのＦＷＴを周ることが決定しています。
日本人初の表彰台なるのか、それとも、まだ誰も知らない日本人のヒーローが突如今年の白馬に現れ、泰輔とともに世界を転戦することになるのか！？
もちろん我々ＦＯＯＲＵＳＨのメンバーも、この最高に面白い祭りの中で、今年もまたテッペン目指して本気で暴れまわるつもりです！！！
ぜひ楽しみにしてて下さい！
 

最後に、泰輔がワイルドカードのライダー3人で面白いインタビューを受けた記事が公式ページに載っていたので、ざっくり翻訳してみました！
いやー！
ワクワクしかしない！！！！

原文はここで▶︎2018 ski men wild cards
 

もっとこの大会が知りたい方は、大会運営の方が書かれたこちらのブログがとても参考になります
▶︎Freeride Hakuba 4スター大会を振り返って

＜Writer : Ryuya＞